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キートゥライフ:
意志の疎通のない世界に
対処する
「機能的文盲」とは、表面的には何ら問題なく生活しているように見えながら、実際の読み書き能力が非常に欠如している、本質的な文盲のことを言います。これは多くの生徒を12年間「子守り」状態で保護し、社会に貢献する機会を与えるどころか、逆に、社会が支えてやらなければ機能しない状態で世に送り出すという、現代の教育システムの所産です。機能的文盲という用語は、事実上「文盲」を意味しているのであり、若い人々を教育しているものの、惨めな失敗に終わっている教育システムが生み出した遺物のことです。
政府が発表したデータによると、アメリカ人の文盲者は2千5百万人以上にのぼります。さらに、少なくとも4千5百万人の人は、生産的な生活をかろうじて送っているにすぎません。このデータによるとアメリカ人の大人の49パーセントが文盲ということになり、一般的な読み書き能力の低下がはっきりと示されています。
1970年代後半、ハバードが大学を卒業した人たちに行ったテストによれば、彼らが娯楽として読んでいる読み物でさえ、ほとんど理解していないことが明らかになりました。彼らは単語を読むことはできても、それらの多くの単語を定義することができず、読んでいる内容を本当には理解していませんでした。彼らの学ぶ能力は阻害されていたのです。標準的な入学試験で高得点を獲得しているにもかかわらず、十分な読解力を持たない学生を数多く見ている、比較的レベルの高い私立大学の教授たちにしてみれば、これらの発見は驚きに値しないでしょう。
前章に述べられているように、ハバードはこの問題の根源を1950年代にすでに認識し、1964年には飛躍的な発見である「勉強の技術」を開発しました。しかしながら、1970年代の後半にハバードは、この勉強の技術をもってしても文化的環境の低下が進んでいく中においては力不足であり、さらに根本的な対処が必要とされていることに気づきました。この時までにすでに私たちは、理解できない情報を大量に与えられ、傍観者となってしまった人々を何世代も産み出していました。彼らは人生とコミュニケーションをとっていません。つまりそれは、彼らが十分にコミュニケーションを与えたり、受け取ったりすることができないことを意味しています。
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