第4章
サイエントロジーの
解説
サイエントロジー:scio (ラテン語) 知る、logos (ギリシャ語)。
内なる思考を表現し、知らしめるための言葉もしくは外形。
したがってサイエントロジーとは、知ることについて知る、
という意味です。

サイエントロジーは20世紀の宗教で、一定の基本真理から拡大した膨大な知識体系から成り立っており、その基本真理の中でも最も重要なものは以下のことです。人間は精神的存在であり、通常自分が心に描いている以上の能力が授けられているのです。自身の問題を解決し、目標を達成して永続的な幸福を手に入れるだけでなく、今まで実現するとは夢にも思わなかった新しい意識の状態に到達できるのです。
あらゆる偉大な宗教は、いろいろな形で、精神の自由、つまり物質的な制限や窮乏から解放された状態への希望を抱き続けてきました。しかし、そこでいつも特に問題になってきたのは、狂乱の、そして時に全くやりきれない社会の真っ只中でそれでも生活していく時、どうやってそのような状態に到達できるのか? ということでした。
現代社会では限りなく複雑な多くの問題が生じてくると思われますが、サイエントロジーでは、これらの問題の解決方法は基本的に簡単なもので、あらゆる人間の力の範囲内にあるとします。コミュニケーションや対人関係の困難、常につきまとう不安、自己不信、絶望 ― 人間にはそれぞれ、こういったことやその他多数の心配事から自らを解放できる能力が生来潜在的に備わっているのです。